お酒を飲む人

肝臓にいいビタミンの代表は、まずビタミンB6

「俺は酒豪だ」「私はお酒ならなんでも好き」といいながら、お酒が大好きな人は、肝臓の病気が気になるはず。

 

そんなに心配なら、飲まなきゃいいのにと思いがちですが、ついつい日が暮れると、ネオン街へ繰り出してしまうようです。

 

肝臓にいいビタミンはないかといいますと、まずビタミンB6があげられます。

 

肝臓に脂肪がたまる脂肪肝という病気は、大酒飲みの人がかかりやすい肝臓病です。放っておくと、肝硬変にも進んでしまう厄介な病気として知られています。

 

この脂肪肝なビタミンB6を投与すると、脂肪肝が取り除かれ、脂肪肝を予防するのにもビタミンB6が有効であるということが、近頃 実験などで証明されてきているのです。ビタミンB6が脂肪やタンパク質の吸収に役立つビタミンであることを考えれば、それもうなずけることでしょうか。

 

また、ビタミンB6以外のビタミンも肝細胞の正常化に必要です。もちろん、B6を摂取していれば大丈夫、脂肪肝にならないというのは考えものです。 

 

また、お酒を毎日大量に飲み、満足な食事もしない人は、肝臓に気をくばるだけではなく、神経障害にも注意する必要があります。

 

これは、B1の不足が関係しています。アルコールはB1が正常に働くのを邪魔して、B1不足を引き起こしてしまうのです。B1は糖分を体内で燃焼するのに必要なビタミンですが、それとともに、正常に神経が働くように、また、正常なままでいられるようにする役目があるのです。

 

これが不足しますと、神経障害をおこすのは当然といえば当然でしょう。

 

B1不足による中枢神経障害のウェルニッケ脳症の患者は、アメリカやヨーロッパ人が多いといわれてきました。

 

日本人も食生活の欧米化が進み、ウェルニッケ脳症もボチボチ増えてきているのです。アルコールと食生活に配慮して、B1不足にならないように努めましょう。

 

ビタミン欠乏症や潜在性の欠乏症のほとんどがB1不足といわれています。